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くくくっ・・思い出した。
思い出しちまったよ、これを。
ああ、ルール無用なら、こんな手をとってかまわないのだろう?
あの戦いを生きたものの闇の深さは、人の分を超える。
あぁ・・・かつて思い描いていた幻が目の前に再び現れる。
おそらくそれは大戦を経験したものの業の深さ。
浴びてしまい、身にしみこんだ瘴気のようなもので。
もはや引き返せないところまで来てしまっているのだろう、俺も、あいつも。
幾度か望んだ世界の破滅。
混沌などという言葉では、あらわせない絶対的な破滅。
手にはいらないならば、いっそ滅ぼしてしまえばいい。
そんな思い。
支えるものの中で、静かに生きることもまたよしと思い癒されていた心に亀裂が走った。
もとより脆くなっていた心は耐え切れずに砕け散る。
人はきっとこれを狂気と呼ぶのだろう。
貴様が確信犯ならば、私もまた確信犯になろう。
先に世界の秩序の崩落を望んだのは貴様だろう?
ならばその流れのままに世界ごと滅びても後悔などあるまい。
私は、悔いる気などない。
貴様たちが、そうであったように。
いや、貴様たちが何を考えていたのかなどということすら、私にはどうでもいい。
もう、どうでもいい、なにもかも。
== ファスっぽくない==
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【2008/01/28 22:04】 小説 |
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